澁野日向子さんが42年ぶりに全英オープン女子で優勝を果たしたのを受け,全英オープン女子の成績や獲得金額と上位選手の簡単なプロフィールを紹介し,澁野日向子さんのプロフィールについても簡単にまとめてみました。
澁野日向子 全英オープン女子の成績は?
澁野日向子 全英オープン女子の成績を第1日目,第2日目,第3日目,最終日の4日間で振り返ってみたいと思います。
第1日目から第3日目までは,1日につき3アンダーの成績を上げた選手を紹介し,最終日は上位10位までの選手でまとめました。
第1日目の成績です。
3アンダーまでの成績を残した選手は,72人中19人でした。
その中で澁野日向子さんの成績は,6アンダーの単独2位の結果でした。
第2日目の成績です。
1日につき3アンダーの成績を上げた選手ですので,第2日目で6アンダーの成績を残した選手は,72人中13人となりました。
その中で澁野日向子さんの成績は,9アンダーで,やはり単独2位の結果でした。
第1日目が6アンダーでしたから,+3アンダーと着実に成績を上げました。
若干二十歳で,プロ2年目の若さなので,相当なプレッシャーもあったと思われますが,若さと勢いで2日間を乗り切ったのかもしれません。
第3日目の成績です。
1日につき3アンダーの成績を上げた選手ですので,第3日目で9アンダーの成績を残した選手は,72人中9人となりました。
その中で澁野日向子さんの成績は,14アンダーで,ナント単独1位の結果でした。
第2日目までの成績9アンダーから伸ばすこと5アンダーという凄い躍進ぶりで,若さで乗り切ると言うよりも,まさに強気で乗り切ったという感じでした。
最終日の成績です。
最終日は上位10人の成績を上げた選手でまとめましたが,澁野日向子さんはもちろんトップの優勝です。
最終日は,2位になったリゼット・サラス選手が7アンダー,3位になったコ・ジンヨン選手が6アンダーと猛追してきましたが,辛くも4アンダーと成績を伸ばし,1打差の270,トータル18アンダーで逃げ切りに成功しました。
それにしても,最終日は,3番ホールで4パットを叩いてダブルボギーとし,11番ホール終了時点で14アンダーと3位に後退するも,15番ホールで再び並び,最終18番ホールで約5mのバーディーパットを決め,初出場初優勝をメジャー大会で飾ったわけですから,まさにアッパレとしか言いようがありません。
日本人としてメジャー優勝が42年ぶりで,しかも2人目。
42年前は,樋口久子さんが30代前半でメジャー初制覇を果たしましたが,澁野日向子さんは,まだ二十歳という若さですから,今後が末恐ろしい結果となりました。
澁野日向子 全英オープン女子の獲得金額は?
澁野日向子 全英オープン女子の獲得金額ですが,1ドル105.98354円で計算しました。
澁野日向子の優勝獲得賞金は,675000$ですので,日本円に換算すると71538890円になります。
以下,10位までの選手の獲得賞金です。
2位のリゼット・サラス選手は,獲得賞金が409838$ですから,43436082円。
3位のコ・ジンヨン選手は,獲得賞金が297309$ですから,31509860円。
4位のモーガン・プレッセル選手は,獲得賞金が229992$ですから,24375366円。
5位のアシュリー・ブハイ選手は,獲得賞金が185118$ですから,19619461円。
6位のセリーヌ・ビュティエ選手は,獲得賞金が151459$ですから,16052161円。
7位のカルロタ・シガンダ選手は,獲得賞金が126777$ですから,13436275円。
8位のパク・ソンヒョン選手は,獲得賞金が111072$ですから,11771804円。
9位のネリー・コルダ選手とイ・ジョンウン6選手は,95364$ですから,10107014円。
となります。
それにしても,澁野日向子の優勝獲得賞金,675000$で71538890円は,日本の大会の優勝賞金の3倍から4倍ちょっとの金額ですから,海外でのメジャー大会で優勝することの大変さは,並大抵ではないと改めて感じます。
澁野日向子 全英オープン女子の上位選手は?
澁野日向子 全英オープン女子の上位選手について調べてみましたので,紹介します。
2位のリゼット・サラス選手は,アメリカの選手で,1989年7月17日生まれの30歳です。
身長162.6cmで,世界ランキングは28位です。
通算勝利は,アメリカでの1勝です。
飛距離で魅せるタイプではありませんが,ショットの正確性が持ち味の選手です。
3位のコ・ジンヨン選手は,韓国の選手で,1995年7月7日生まれの24歳です。
身長170cmで,世界ランキングは,ナント1位です。
通算勝利は,アメリカでの5勝で,その内2勝は海外メジャーの優勝です。
そして,このメジャー2勝は,今年に入っての2勝になります。
4位のモーガン・プレッセル選手は,アメリカの選手で,1988年5月23日生まれの31歳です。
身長167cmで,世界ランキングは,88位です。
通算勝利は,日本で1勝,アメリカで2勝,その他で1勝です。アメリカでの2勝の内1勝は,海外メジャーの優勝です。
2007年,「クラフトナビスコチャンピオンシップ」でメジャー制覇の最年少記録を樹立して世界に衝撃を与えた選手です。
5位のアシュリー・ブハイ選手は,南アフリカの選手で,1989年5月11日生まれの30歳です。
身長157.5cmで,世界ランキングは,123位です。
通算勝利は,ありません。
6位のセリーヌ・ビュティエ選手は,フランスの選手で,1993年11月10日生まれの25歳です。
身長162.6cmで,世界ランキングは,74位です。
通算勝利は,1勝です。
7位のカルロタ・シガンダ選手は,スペインの選手で,1990年6月1日生まれの29歳です。
身長173cmで,世界ランキングは,13位です。
通算勝利は,アメリカで2勝,その他で4勝です。
2016年リオデジャネイロ五輪の女子ゴルフにスペイン代表として出場しました。
8位のパク・ソンヒョン選手は,韓国の選手で,1993年9月21日生まれの25歳です。
身長172cmで,世界ランキングは,ナント2位です。
通算勝利は,アメリカで6勝で,その内の2勝が,海外メジャーでの優勝です。
2016年3試合で3勝をあげ,勝率100%と話題になりました。
9位のネリー・コルダ選手は,アメリカの選手で,1998年7月28日生まれの21歳です。
身長177cmで,世界ランキングは,10位です。
通算勝利は,アメリカで2勝です。
2013年に14歳で全米女子オープンに出場し,2016年にプロに転向しました。
同じく9位のイ・ジョンウン6選手は,韓国の選手で,1996年5月28日生まれの23歳です。
身長171cmで,世界ランキングは,8位です。
通算勝利は,アメリカでの1勝で,その1勝が今年の海外メジャー全米女子オープンでの優勝です。
同姓同名の選手が他に5人いるため,イ・ジョンウン6で選手登録しました。
それにしても,今回の澁野日向子さんの優勝は,世界ランキング的に見ても,上位の選手が出場した海外メジャー大会でしたから,余計に凄い結果であったことがわかりますね。
澁野日向子のプロフィールも!
澁野日向子さんのプロフィールも簡単に紹介します。
澁野日向子さんは,(しぶの・ひなこ)さんです。
1998年(平成10年)11月15日生まれの20歳,岡山市の出身です。
身長165cmで,世界ランキングは,46位です。
通算勝利は,日本2勝。その内の1勝は国内メジャー。アメリカで1勝。この1勝が,今回の全英女子オープン優勝の海外メジャー1勝となります。
なお,余談ですが,澁野日向子さんのインスタグラムはココになります。興味のある方は,覗いてみて下さい。
まとめ
・国内メジャー「ワールドレディスサロンパスカップ」に20歳178日でツアー初優勝し,大会史上最年少Vを果たした澁野日向子さんは,全英女子オープンでも優勝し,海外メジャー大会初出場初優勝という金字塔を打ち立てました。
・樋口久子さん以来42年ぶりの海外メジャー大会優勝の澁野日向子さんは,若干二十歳という若さですので,今後の活躍が相当期待され,大注目です。
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