みな皆くる来る雑記帳

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スカーレットの絵付師は?一番さんは?二番さんは?フカ先生についても!

 

スカーレットの絵付師は?


スカーレットの絵付師は,深野心仙ことフカ先生を筆頭に,一番弟子の一番さんと二番弟子の二番さんと九番弟子の九ちゃんこと川原喜美子の4人です。

 

フカ先生と一番さんと二番さんのあたたかいご指導のもと,九番弟子の九ちゃん喜美子は時がたつにつれ,どんどんと絵付師の力を付け,実力を向上させました。

 

そして,喜美子の新デザイン図は,丸熊陶業にとっての新戦力として認められ,大いに発展していくことでしょう。

 

 

スカーレットの一番さんは?


スカーレットの一番さんことフカ先生の一番弟子・池ノ内富三郎は痩せ型の男で,美術学校を首席で卒業したという輝かしい過去を持っています。

 

この池ノ内富三郎役を演じるのは,夙川(しゅくがわ)アトムさんです。

 

夙川アトムさんは,1979年12月22日生まれの39歳で,もともとは芸人として活動していました。1999年にトリオの「昭和サーカス」で活動した後に主にピン芸人となり,フリップ芸(脇に紙芝居のようにネタに関係した絵や文字などを描いたフリップボード等を置き,それをめくりながらネタを進めるスタイル)などを武器として,「あらびき団」,「爆笑レッドカーペット」,「爆笑オンエアバトル」などのネタ番組,バラエティ番組で活躍しました。

 

夙川アトムさんは,2012年頃から本格的に俳優業を開始し,フジテレビドラマ「鍵のかかった部屋」,「リッチマン,プアウーマン」(2012年),「救命病棟24時第5シリーズ」(2013年),「ようこそ,わが家へ」(2015年),テレビ朝日ドラマ「はじめまして,愛しています。」(2016年)などに出演し,俳優としてのキャリアを重ねています。

 

2016年放送のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」では,「大急の小山さん」(小山小太郎)役で出演し注目を集めました。また,日本テレビドラマ「過保護のカホコ」(2017年)で冨田厚司役,「正義のセ」(2018年)で検察事務官・榎戸修役,NHKドラマ10「昭和元禄落語心中」で落語評論家・アマケン役などを好演し,ヒョロッとしつつも脳裏に焼き付く俳優としての存在感が人気となっています。

 

スカーレットの二番さんは?


スカーレットの二番さんことフカ先生の二番弟子・磯貝忠彦はちょっとぽっちゃり目の体型で刈り上げの男性。全国芸術絵画展で大臣賞をとるほどの絵の腕前を持っています。

 

この磯貝忠彦役を演じるのは,三谷昌登(みたに まさと)さんです。

 

三谷昌登さんは,1977年11月10日生まれの42歳で,俳優,脚本家として活動しています。NHK大河ドラマ篤姫」(2008年)で千吉役,「西郷どん」(2018年)で勅使・柳原前光役,NHK時代劇「ちかえもん」(2016年)で天満屋千代・銀介役,NHKドラマ「バカボンのパパよりバカなパパ」(2018年),テレビ朝日系ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(第6期・2019年)など,複数のテレビドラマに出演しています。NHK連続テレビ小説にたびたび出演しており,「だんだん」(2008年)で酒井伸一役,「ウエルかめ」(2009年)で教師役,「ごちそうさん」(2013年)で吉村役,「とと姉ちゃん」(2016年)で扇田弘栄役を演じています。

 

脚本家としても朝ドラ「あさが来た」のスピンオフドラマ「割れ鍋にとじ蓋」の脚本を担当し,「西郷どん」にも脚本協力として参加。ほかにNHK中学生日記」,関西テレビ「誰も知らないJ学園」などの脚本も担当しています。

 

 

 

スカーレットのフカ先生についても!

 

スカーレットのフカ先生は,深野心仙先生です。

 

フカ先生は,信楽焼の火鉢の絵付け師で,かつては日本画家の有名な先生でした。最初はくしゃみ連発で「ええよぉ」が口癖でした。

 

フカ先生の一番弟子の一番さんと二番弟子の二番さんは,フカ先生が集中している時は見てはいけないと言っていましたが,うなり声を上げて絵付けをするフカ先生が気になる喜美子は絵付け作業をしている時のフカ先生の顔を覗き込み,笑いながら絵付けをするフカ先生の表情を見てしまいました。

 

フカ先生ことイッセー尾形さんは,この弟子に囲まれた喜びを粘土に色塗りして和気あいあいと形にして表現しています。

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自分の表情を見られてしまったフカ先生は,自分のこれまで生きてきたことを話し始めます。戦時中は従軍画家として戦争画を描き,それ以後絵は二度と描けないという気持ちになっていましたが,絵付けされた火鉢に癒され,火鉢に絵を描くことでまた絵を描くことができると思えるようになったということでした。

 

フカ先生の表情の意味を知った喜美子は,フカ先生に親しみを覚え,弟子にしてもらい,絵付けを本格的に学び始めます。フカ先生は急がば回れというような焦りは禁物と喜美子をなだめ,戒めます。フカ先生から何かと金言をもらいながら,喜美子は絵付師として力を付けていくのでした。

 

フカ先生を演じるのは,イッセー尾形さんです。イッセー尾形さんは,1952年2月22日生まれの67歳。

 

イッセー尾形さんは,1981年に日本テレビの「お笑いスター誕生!!」で金賞を獲得したことを契機として,地味な芸風も貫き通して今や日本の一人芝居の第一人者として確固たる地位を獲得しているいぶし銀の名優さんです。一人芝居が役者としてのベースに存在します。

 

イッセー尾形さんは,「意地悪ばあさん」(1981年~)の早野金造巡査役という当たり役を得,近年だけでも「カルテット」(2017年・TBS),「アシガール」(2017年・NHK),「雲霧仁左衛門4」(2018年・NHKBS),「透明なゆりかご」(2018年・NHK),「詐欺の子」(2019年・NHK)などの話題作に出演しています。2016年に井上筑後守役で出演したアメリカ映画「沈黙-サイレンス-」(マーティン・スコセッシ監督)では好演を果たし,海外でも高い評価を受けています。

 

NHK朝ドラは1990年の「凛々と」で主人公・畠山幸吉の父・貞吉役を演じ,2009年の「つばさ」では,悩めるヒロインにたびたびラジオからアドバイスを送る「ラジオの男」役で出演。直近の2018年には「まんぷく」にも出演しています。

 

スカーレットでは,喜美子役の戸田恵梨香さんとの共演の中でイッセー尾形さんのこれまでの役者としての個性をふんだんに発揮し,台本には描かれていない部分で言葉のキャッチボールを楽しみ,それぞれの役の人間像が豊かに膨らんでいくような演技をされています。

 

ところで,イッセー尾形さんは,一人芝居を始めようとする時にどうやって発想を固めていくのか!?それは,絵コンテを使ってイメージづくりをしながら話しをつなげていき完成にまでもっていくということです。

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イッセー尾形さんのことをもっと詳しく知りたい方はイッセー尾形本人公式サイトを見ると良いと思いますのでココをご覧になってください。

 

 

スカーレットの喜美子は,信楽の絵付師になるためにフカ先生のもとで修行し,日々厳しい日々を送り力を付け3年を過ごしました。ようやく絵付師のかけだしとして働けるようになり,今後の飛躍が期待されます。

 

 

これから喜美子が信楽の絵付師としてどのような成長を遂げ発展していくのか大いに期待してスカーレットを見続けていきたいと思います。